| 店員の話その２ よく、「できる営業マンは聞き上手」とは申しますが、 できる店員ってのはどんな店員でしょうか？ コーキ個人としては、できる店員とは「聞き出し上手」と、 思うんですよね。 お客様は、目的を持って買い物に来られる方が、 下見を含めて多いと思うんです。 でも、それをうまく店員に伝えられる方が どのくらい見えるのでしょうか？ うまく、言えないから店員さんが察して欲しい。 そんなお客様を何人も見てきました。 だからこそ、僕はお客様に、どんな使い方がしたいのか、 あえて訊きます。 誰が、どのように、どのくらい、いろんなことを訊きます。 そうすると、お客様のほうから訊きたかった事を 思い出すのです。 でも、それは抽象的な表現も多いので、 具体的な話に直して説明すると、 それだけで安心してくれました。 そして「誰もそんな事説明してくれなかった。ありがとう。」 と、言ってくださいます。 でも、実は僕がした説明って、お客様に必要な 性能を持ってる機種の話だけなんです。 その機種のメリットとデメリットを伝え、それでも、 お客様の使用方法ならって事だけなんです。 需要と供給、このシンプルで当たり前の 説明をできる店員がどのくらいいてくれるのか？ お客様の話もろくに訊かず、店が薦める商品しか説明しない、 メーカーなら自社製品しか薦めない、 そんなお店で買い物をする必要があるのでしょうか？ 良い店員はお客様をよく観察して、説明がほしい時にしか 傍に行きません。 お客様のかゆいところに手が届く店員。 そんな店員がいるお店は繁盛するでしょう。 良い店員のいるお店はお客様の利益を 考えているお店です。 そして、そんな店員に育てるのもお客様なのです・・・・・・。 |
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